だいぶ日が高くなった頃に、案内された場所にいたのは
巨大なピンクのカタツムリだった。
「あのモンスターが街の果樹園を食い荒らして枯らせてしまうんです」
「日が高くなればなるほど巨大化するピョン。・・・やっかいな相手じゃ」
ウサばぁが大きくため息をつく。
俺は空を見上げた。
「もうすぐ昼じゃないか!なんで夜のうちに退治しないんだ!
夜は小さくなるんだろ?」
「夜は固いカラに閉じこもってしまうので全く手が出せないピョン」
「それに昨夜は、あなたが気持ちよく寝てらっしゃったので
起こすのは悪いかなと思ってv」
・・・つまりこれからどんどん大きくなるモンスターを
相手にしなきゃいけないわけか(汗)<つづく> |